我が家で導入してよかった設備の一つ、ミーレの食洗機。
毎日稼働し、我が家の家事時短を助けるべく、大活躍してくれています。
そんなミーレの食洗機ですが、ミーレ純正の洗剤は割とお高め…です。
毎日使うものなので、価格帯も気になるところですよね。
この記事では、
- 「ミーレ食洗機」純正の洗剤の特徴と価格
- 「ミーレ食洗機」洗剤の代用品~我が家で使用している洗剤~
- 「ミーレ食洗機」で使用するリンスの特徴
- 「ミーレ食洗機」リンスの代用品
- 【注意】ミーレ食洗機に使用しないほうが良い洗剤
についてまとめています♪
どうぞお付き合いください。
「ミーレ食洗機」純正洗剤の特徴
まずは『ミーレ純正の洗剤』についてまとめていきたいと思います。
「ミーレ」では、洗浄効果を最大化・あらゆる汚れを予洗いなしでピカピカに洗い上げるために、
独自の純正洗剤を開発しています。
PowerDisk | タブレット洗剤 | |
---|---|---|
特徴 | プログラム毎に最適な量の洗剤を適切なタイミングで正確に投入 | 洗剤メーカーと共同開発されたタブレット洗剤 |
使える機種 | AutoDos搭載食器洗い機 | 全ミーレ食洗機対応 |
成分 | ・低い温度でも高い洗浄力を発揮する活性酸素 ・乾燥仕上げ剤 ・銀製品、グラス保護成分 | ・低い温度でも高い洗浄力を発揮する活性酸素 ・乾燥仕上げ剤 ・酸素系漂白剤 ・銀製品、グラス保護成分 |
個数 | 約20回分 (ECOプログラム使用時) | 60個 |
価格 | ¥ 1,980 | ¥ 3,960 |
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「ミーレ食洗機」純正洗剤の主な特徴は、
- 乾燥仕上げ剤配合
- 特別なグラス保護成分がグラス表面の腐食を防ぐ
- 特別な保護成分で銀製品やステンレスを保護
- クイックパワーウォッシュ機能に最適
といった点です。
乾燥仕上げ剤配合
『ミーレ食洗機』の純正洗剤は、
乾燥仕上げ剤成分が配合されているので、
リンスエイドを別途投入しなくてもきれいな仕上がりにしてくれます。
公式サイトでは、
「必要はありませんが、さらに乾燥を促進させるためにリンスエイドを併用することをおすすめ」
と記載されています。
特別なグラス保護成分配合
グラスを食洗機で洗うと、なんだか少し曇ったような仕上がりになることがあります。
これを防いでくれるのが、『ミーレ食洗機』の純正洗剤に含まれる、特別なグラス保護成分です。
鉄製品やステンレスの保護成分配合
同様に、鉄製品やステンレス製品を洗った際に、水滴のような『しみ』がつくことがあります。
こうした『シミ』にも効果を発揮してくれるのが、『ミーレ食洗機』の純正洗剤です。
クイックパワーウォッシュ機能に最適
ミーレの食洗機には、「クイックパワーウォッシュ」という、約1時間で素早く洗い上げてくれるプログラムメニューがついています。
『ミーレ食洗機』の純正洗剤は、
メニュー開始からわずか2–3 分で溶ける為、洗浄サイクルが開始されたらすぐに洗浄性能が発揮されます。
クイックパワーウォッシュを主に使っていらっしゃるご家庭や、クイックパワーウォッシュのプログラムを使う際には、純正洗剤を使った方が洗いあがりも安心ですね♪
『ミーレ食洗機』純正洗剤の価格帯は?
ミーレ食洗機の純正洗剤が高性能なのは大変よくわかるので、純正品を使えれば一番いいのですが…
『ミーレ食洗機』の純正洗剤は、割とお高めのお値段設定です。
- タブレット(60個入):3960円【66円/個】
- 自動投入式(約20回分):1980円【99円/回】
タブレットタイプだと、1つあたり約66円となります。
毎日朝晩回すとなると、132円。
コンビニで1本ペットボトルが買えてしまうお値段です…汗
普通の液体洗剤の価格と比べると、洗剤に毎日132円というのは、庶民の我が家には結構な出費です。
ミーレ純正の洗剤が良いのは確かだと思うのですが、使い続けるのはなかなか勇気がいります(;´Д`)
「ミーレ食洗機」で使う洗剤の選び方
できることならば、お財布にも優しく、かつ洗浄能力や食洗機にも負担のかからない安全な洗剤を選びたいですよね。
『ミーレ食洗機』で安全かつ快適に使える洗剤の選び方については、説明書にも記載があります。
- 家庭用食洗機専用洗剤を使う
- 洗浄に必要な有効成分を含んだもの
- 粉末タイプorタブレットタイプor混合タイプ
- 食器洗い機洗剤と乾燥仕上げ剤の使用
- 適切な量の洗剤を投入すること
家庭用食洗機専用洗剤を使う
家庭用食洗機に適さない洗剤は、食洗機を損傷したり、不具合の原因になります。
手で洗う用に販売されている液体や泡タイプの洗剤は使わずに、『食洗機専用洗剤』を使うことを提示されています。
洗浄に必要な有効成分を含んだもの
洗浄に必要な有効成分をしっかり含んだものを選びます。
- 水軟化剤:水の石灰化を防ぐ
- アルカリ:乾いてこびりついた汚れの除去
- 酵素:でんぷんやたんぱく質を分解
- 酸素系漂白剤:色染み(お茶・コーヒー・トマトソースなど)を除去
この4つの成分がしっかり含まれていることが大切です。
粉末タイプorタブレットタイプor混合タイプ
一般的な粉末タイプ・タブレットタイプに加えて、乾燥仕上げ剤を含んだ製品も使用可能です。
食器洗い機洗剤と乾燥仕上げ剤の使用
洗浄および乾燥機能の効果を保つ為に、『食器洗い機洗剤』と『乾燥仕上げ剤』の両方を別々に使用します。
『乾燥仕上げ剤』が含まれている食器洗い機洗剤を使用した場合も、別途『乾燥仕上げ剤』を使うように推奨されています。
適切な量の洗剤を投入すること
特別な指示がない限り、洗剤タブレット1個または、液体洗剤20~30mlを投入します。
これらの『ミーレ食洗機』公式に推奨される洗剤かどうかをチェックしながら、代用品をまとめていきますね♪
我が家がミーレ食洗機に代用している洗剤
ということで、リサーチの結果、我が家が『ミーレ食洗機』に代用している洗剤は、
『フィニッシュ:オールインワンプレミアムパワーボールキューブ』です。
以前は、フィニッシュパワーキューブを使っていましたが、より性能の高いこちらを使っています♪
『ミーレ食洗機』洗剤の代用としてフィニッシュを選んだ理由
そもそも、数ある洗剤メーカーの中から、一貫してフィニッシュの洗剤を選んでいる理由として、
- 食洗機専用洗剤のフィニッシュは、世界における販売実績シェアNO.1*のブランド
- 国内で販売されている主要食洗機メーカー推奨(フィニッシュのサンプルを同梱)
- 食洗機メーカーとの技術交流を重ね、洗浄プログラムに最適な洗剤の開発に積極的に取り組んでいる
という、頼もしい洗剤ブランドであることが挙げられます♪
『ミーレ』は自社の開発洗剤がある為、食洗機を購入した際はミーレの洗剤を頂くことが出来ます。
自社洗剤のない食洗機メーカーでは、『フィニッシュ』のサンプルを推奨品として同梱しているようです♪
推奨メーカーには、海外のBOSCHやGAGENAUも挙げられているのも頼もしいです。
また、技術交流を重ねているメーカーとして、
が挙げられています♪
ミーレジャパンとも交流されている洗剤メーカーなのが安心材料です♪
オールインワンプレミアムパワーボールキューブを選んだ理由
その中でも、『ミーレ食洗機』洗剤の代用品として、
オールインワンプレミアムパワーボールキューブを選んだ理由は、
- タブレットタイプで楽チン
- パワーキューブの約3倍の大きさ
- 酵素の種類をプラスし洗浄力アップ
- 界面活性剤13%配合
- ミーレ純正洗剤と似た特徴のある成分配合
という点が魅力的で安心できたからです☆彡
タブレットタイプで楽チン
共働き×ずぼらな我が家には、タブレットタイプがぴったりだと思っています♪
タブレットタイプは、計量の必要がなく、一粒ポンと投入するだけなので、
とにかくラクチンです。
また、『ミーレ食洗機』の純正タブレットと形状が似ているのも、代用する際、素人ながらに安心できるタブレットタイプだと思い、選びました。
パワーキューブの約3倍の大きさ
以前使っていたパワーキューブは、1個当たり約5g。1つだと、食器の量が多い際には、洗いあがりにぬるぬるした感じが残ることがあり、毎回2個投入していました。
一方、オールインワンプレミアムパワーボールは、1個当たり約18g!
パワーキューブの3倍以上の大きさとボリュームです♪
国内製の食洗機であれば、パワーキューブでも事足りる気がしますが、
大容量のミーレ食洗機の洗剤として代用するには、オールインワンプレミアムパワーボールくらいの大きさが魅力的です♪
酵素の種類をプラスし洗浄力アップ
ミーレの説明書でも言われている、洗浄に必要な有効成分の1つである、『酵素』。
オールインワンプレミアムパワーボールは、ただ大きいだけではなく、洗浄力もアップしました。
従来のパワーキューブは、酵素の種類が1種類だけだったのに対し、2種類に増やすことで、洗浄力を向上させています。
何の酵素が入っているか、フィニッシュに問い合わせてみましたが、企業秘密とのことで教えていただけませんでした…残念。
界面活性剤13%配合
洗浄成分である界面活性剤は、水と油をなじませることで、油汚れを落としやすくしてくれる効果があります。
特に、界面活性剤の配合割合が5%以上配合されている商品は、より高い洗浄力が期待できるとされています。
オールインワンプレミアムパワーボールは、界面活性剤がなんと13%も配合!
パワーキューブに含まれる界面活性剤は11%だったので、油汚れにより強い製品となっています♪
ミーレ純正の洗剤と似た成分配合
オールインワンプレミアムボールでは、『銀保護剤』や『ガラス防食剤』といった、ミーレが公式に謳う『銀成分やグラスの保護』と似た成分が配合されています。
今までのパワーキューブでは配合されていなかった成分なので、個人的には、より『ミーレ』の洗剤を意識した製品なのかなと感じています。
ミーレ食洗機の『純正洗剤』と代用品『フィニッシュ』の比較
では、ミーレ食洗機の純正洗剤と、代用品の『フィニッシュ』洗剤を比べてみたいと思います。
ミーレの食洗機洗剤と代用品の成分比較
まずは、『ミーレ食洗機の純正洗剤』と、代用品『フィニッシュ』の成分を表で比較してみたいと思います♪
ミーレ純正タブレット | オールインワンプレミアムパワーボール | パワーキューブ | |
---|---|---|---|
界面活性剤 | ポリオキシエチレンアルキルエーテル | ポリオキシエチレンアルキルエーテル ポリオキシアルキレンアルキルエーテル | ポリオキシアルキレンアルキルエーテル |
アルカリ剤 | 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物 | 炭酸水素ナトリウム 炭酸ナトリウム | 炭酸水素ナトリウム 炭酸ナトリウム |
漂白剤 | 〇 | 〇 | 〇 |
水軟化剤 | 〇 | 〇 | 〇 |
酵素 | 〇(種類不明) | 〇(2種類) | 〇(1種類) |
その他 | キレート剤(金属封鎖剤)、クエン酸ナトリウム、錠剤崩壊剤、溶解性ホイル、充填剤、水酸化ナトリウム | エチドロン酸4Na(金属封鎖剤)、結合剤、再付着防止剤、漂白活性化剤、コーティング剤、銀保護剤、ガラス腐食剤 | エチドロン酸(金属封鎖剤) |
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ミーレタブレットの成分は上記のものしか記載がなかったのですが、公式サイトに『銀成分やグラスの洗いあがりに効果のある成分配合』ときさいがありました。
おそらくそれらに該当しそうなのが、オールインワンプレミアムパワーボールの、『銀保護剤』と『ガラス防食剤』かなと思います♪
パワーキューブにはいずれも含まれていないので、ミーレタブレットにより近い製品が、オールインワンプレミアムパワーボールだと思います♪
ミーレの食洗機洗剤と代用品の大きさ比較
続いて、ミーレ食洗機洗剤と、代用品のフィニッシュの大きさを比べてみたいと思います♪
ミーレ純正タブレット | オールインワンプレミアムパワーボール | パワーキューブ |
---|---|---|
約22.5g | 約18g | 約5g |
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ミーレの洗剤は22.5gと、かなり大きいですね。
ミーレが公式に22.5gのタブレットを推奨しているということは、それくらいの洗浄力が必要だと考えられます。
そうなると、パワーキューブ1個ではやや力不足な印象です。
我が家で以前パワーキューブを称していた時は、1回の使用に2個入れて使っていました。洗いあがりは割と満足でしたが、油汚れが多いときなどは若干ぬるぬるした感じが残ることもありました。
代用品としては、「オールインワンプレミアムパワーボール」を1つ使うか、「パワーキューブ」を2つ使うか、といった感じです。
洗いあがりの満足度は、「オールインワンプレミアムパワーボール」の方がすっきりと満足いく洗いあがりになるので、オススメです♪
ミーレの食洗機洗剤と代用品の価格帯比較
では、ミーレ食洗機洗剤と、代用品『フィニッシュ』の価格帯や価格差はどんな感じでしょうか?(´・ω・`)
ミーレ純正タブレット | オールインワンプレミアム | パワーキューブ | |
---|---|---|---|
価格 | 3960円 | 801円 | 643円 |
個数 | 60個 | 42個 | 60個 |
1個当たり | 66円 | 19円 | 10円 (2個使うと20円) |
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定期的に各ショップのセールもあるので、あくまで現在での比較にはなりますが、
1つあたりの値段が、
・ミーレ純正の洗剤:66円
・オールインワンプレミアム:19円
・パワーキューブ:10円
となります。
『ミーレ純正の洗剤』と、『フィニッシュパワーキューブ』の差は、
1つあたり「47円の差」になります。
1ヶ月間毎日1つずつ使ったとすると、
47円×30日=1410円の差
1か月間毎日2つずつ使ったとすると、
47円×2個×30日=2820円の差
です。
け、けっこうちがうんですね(;・∀・)
2820円あったら、ファミレスで1回外食できちゃう、サイゼリヤなら2回できちゃう位の価格差ですw
もちろん、ミーレ純正品の良さは間違いないと思うので、各ご家庭納得なさった上でどちらを使用するか選択いただければと思います。
ミーレ食洗機で使用する『リンス』について
さて、ミーレ食洗機に特徴的なのが、洗剤だけでなく、「リンス」を使用することです。
り、り、り、リンス???
なんとなく仕上げ材であることは名前の感じから分かりますが、実際にはどんな役割を果たしてくれているかと言いますと、
- 食器洗い機で洗浄した後の食器の乾燥状態を促進させ、グラスや食器をピカピカに美しく仕上げる
- キッチンウェアの乾燥をサポート
- グラス腐食を防ぐグラス保護成分配合
とのこと。
実は、ミーレ食洗機の特筆すべき長所の1つが、食器がピカピカになるということだと思っています。
洗いあがりのグラスは本当にピッカピカです。
この仕上がりには、リンスが必要不可欠な役割を担っています。
実際に、リンスが切れてしまい使っていなかった時期があったのですが、グラスの乾燥度合いが落ちてなんだかくすんだ感じになったり、食器全体の乾きが落ちたのを実感しました。
ちなみにこちらのミーレ純正リンス、洗剤に負けず劣らずなかなかいいお値段です。
我が家では、この『ミーレ純正リンス』の能力に惚れ込んでいるので、値段には目を瞑り、純正品を使用しています。
『ミーレ食洗機』リンスの代用品は?
ミーレ食洗機の『リンスの代用品』としては、洗剤と同じく、『フィニッシュ』から販売されています。
ミーレ純正品のリンスとフィニッシュのリンスの比較
100mlあたり約160円の差です。
我が家の場合、半年で約1本なので、半年で800円の差となります。
リンスに関しては、安さに負けて、1度フィニッシュを試したことがありました。
しかし、ミーレ純正のリンスに比べて、乾燥能力や、
あの感動した『グラスのピカピカ感』が落ちた印象を受けて、
結局ミーレの純正品に戻した経緯があります。
需要度からいうと、洗剤ほど力を入れていないのかなといった消費者目線の感想です。
注意!ミーレ食洗機に使用NGの洗剤とは?
代用品を選ぶ際に注意したい、『使用NG』の洗剤は、
食洗機専用洗剤以外の、手洗い用食器洗剤です。
手洗い用の食器洗剤は、泡立ちが良すぎるため、故障の原因になります。
食洗機用の洗剤の在庫が切れて、1回だけ…のつもりが、
故障に繋がりかねませんので、お気を付けください(^^)
購入後1年。我が家の『ミーレ食洗機』の故障の記録は▼こちらからどうぞ▼
ミーレの洗剤をどうしようか悩んでいらっしゃる方の、少しでも参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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